ノボさんと橘守部

放送大学の和歌文学の世界で、講師の島内裕子さんから、
橘守部という歌学者の話を聞きました。
伊集院静さんの「ノボさん」を読み直していて正岡子規が長逗留していた桜餅家の近所の
向島の長命寺は、橘守部の墓所だったと頭の中でつながりました。

桜餅食べに行きたくなりました。

今でも和菓子屋さんの宣伝に一役買っている正岡子規さんです。

放送大学の講義によれば
森鴎外のおじいさんが橘守部の「心の種」を持っていて

森鴎外さんもそれをガイドにして和歌を作ったそうです。

生きとし生けるもの
誰か歌を詠まざる

紀貫之さんも言ってるので何でも歌ってやろうとみんな励んだのですね




子規さんと森さんは
大陸で会ってるって伊集院さんが書いてたように思います。

ときじくのかぐのこのみの橘の佐々木信綱さんの歌碑もあるそうです。

この辺は大岡信さんが茨木のり子さんに
連詩の助け舟に出していたエピソードともリンクします

和歌のメッカのような長命寺にいて、疾走した子規さんと、長生きした守部さん。

平安から江戸
江戸から明治に昭和にと歌のバトンがつながっています。
ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石
講談社
伊集院 静

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この記事へのコメント

ぽいふる
2021年04月02日 01:59
受けた講義の記録

後で読むと

大岡信さんが

一般の人向けに書いた古典の評論の

値打ちに気づかされます


私の万葉集

折々の歌

など


長谷川櫂という人が

批評が大事だと書いておられます


正岡子規がやった古今集と紀貫之への
価値下げを

ひっくり返したのが大岡信さんで

人の言ってることを疑ったりひっくり返したりしてこそ
批評なんだそうです

おもしろい

古今和歌集の創造力という本もあります

正岡子規が
明治以降の人の目の上のたんこぶになったのを

大岡信さんはよくわかっていたのじゃないかな

文芸が大衆化して
古典に学ぶことを横に置いとく時代が
明治時代だったのかもしれません

写真すれば俳句になるけど
上手い趣向がないと
駄作になる

選句をみんなでやって
駄作を捨て
いいのを拾う

批評で遊ぶ

そこが遊びで
また楽しいでしょう

選者の価値づけバトルが
和歌集を作る

ともいえるでしょう

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