こつけた器物にするミロ

王子が
町にまぎれて
庶民を知ると
庶民のユーモアと哀感にまみれ
自分がどんどん
こつける

バルセロナ
のミロは
結構いきなおんちゃんで

上着が真っ赤

線画の中を絵の具で塗って
たのしいことや
悔しいことや
日々の人間喜劇を
活写してるように
わたしには思える

その人が彫刻もやってた

ロダンの写実の裏返し

でこでこ
ゴツゴツ

日用品
パン

靴の型
など

引っ付ける
載せる

フォークや櫛

フライパンや鍋

色は
一言じゃ言えない

そういう
時代がついた感じの肌合い

触りたいがガラスの向こうだ

大山崎のミンミンゼミとツクツクボウシ

生物の多様性が許された
天王山のそばのウイスキーの里のそばのアサヒビールのお屋敷だ


なんや

古い人を呼び寄せる

揉めてた人や
戦争で亡くなった人
文句もあって
慈愛もある

たまの幸運に随喜の涙

など

多様な人間の感情を形ですくい取る

ことができるのは

結局

こちらの記憶を
ひっぱりだしてくるからだ
こういう
彫刻の

力はこれだ

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