さっきから「太平記」を読んでる

琵琶湖探訪その4で琵琶湖博物館へ」について
ビギナーズクラシックシリーズの「太平記」
このへんのややこしい歴史に
詳しくないので
読んでみてる

楠木正成の正体が知りたくて

そしたら

北条高時とか
日野基俊とか

あんまり知らない人物が出てきて

後醍醐天皇の挙兵をそそのかした人たちには
火あぶりだの処刑だのと
恐ろしい話が続く
もちろん息子の敵討ちも出てくる

後醍醐天皇も酒池肉林の宴をやって
作戦を考えてたとか


楠木正成の登場の前は
天皇の夢占いの話が書いてある

どこか金剛山の土豪だった楠木のことを
引き立てる
わけが連ねられる

戦前の国史教科書では
この人はよくできた臣下の代表として
もてはやされていたんじゃないかな

橘諸兄の末裔なんだって
電子辞書で調べると諸兄は
万葉集の時代
瓶原(みかのはら)の近所に恭仁京を作ろうとし
藤原仲麻呂にとってかわられ都は
難波宮に移ることになったんだって
その頃には
吉備真備もいたそうだ

ということで

せっかく鎌倉時代の話にどっぷりいこうと
思っていたら
いつの間にか奈良時代の話題に
さかのぼってしまう

さっきの日野基俊だけど
鎌倉に引っ立てられていく時の

嵐山を過ぎ逢坂山を越えて
琵琶湖のほとりを進みつつ
名所案内するような
嘆きの文章が出てくる

唐崎でも戦争だ

比叡山の坊さんが暴れる話も出てくる
(山に立てこもっていた天皇はダミーで
  坊さんたちはがっかりしたそうだ)

武士が天皇に詫び状を入れさせる
痛快な話もあるぞ

こんなふうに
力と力のぶつかり合いが
近畿のあっちこちで
続いているのが
よくわかり

どこをとっても
えげつなくて
あまり
しみじみしないところが
「平家物語」とだいぶちがう

天皇が君主の道をはずれ
臣下が臣下の道をはずれたから
世の中が乱れたって
最初に書いてある

なんか
儒教道徳の
徳治主義

仁義の教科書にしようとしてるみたいだが
こんな調子では一向に
世の乱れが収まる気配がない

「太平記」だ







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